大谷翔平選手に贈られた鉄瓶は当店がKOSEさんにお納めしていました!
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鉄瓶は欲しい!

でも、どんなものを選べばいいかが分からない!

買ったとしても、使いこなせるか不安。

使い始めは? 日々のお手入れは?

などの鉄瓶への漠然とした不安を一挙に解消すべく、

 「鉄瓶、鉄急須の買い方、使い方、完全ガイド!」

を作ってみました。

鉄瓶や鉄急須の選び方から、購入後に錆びてしまった場合のお手入れまで、全て詳しく解説いたします!!


使い始めはすこし手間がかかりますが、一度使い始めれば、結構、というか、かなり!ラクチンな鉄瓶のお手入れ。ほぼ、「ほったらかし」と言っても過言ではありません。

よくよく知ったうえで、ご納得してお買い物いただき、「永ーく、鉄瓶を愉しんで」 頂けると嬉しいです♪



目次 目次

南部鉄器とそうでないものの違いは?
鉄瓶と鉄急須、鉄瓶兼用急須って何が違うの?
鉄瓶が届いたら、、、まず始めにやること
日々の使い方
中がさびてしまったら?



南部鉄器とそうでないものの違いは?

とても長くなってしまうため、かなりザックリな御説明をすると、
主に岩手県盛岡市と奥州市で作られたもののみ、南部鉄器といいます。
他にも、全国各地に鉄瓶、鉄急須の産地はあります。

当店で南部鉄器の次に取り扱いの多い山形鋳物は、山形県で作られたものです。
山形では、鉄器以外の鋳物(高温で溶かした金属を、型に流し込み、冷やして固めたもの)も製造しており、他の物も総称して、「山形鋳物」と呼ばれたため、山形鉄器という名称はありません。
産地によって独自の変化を遂げてきたため、製造方法、デザインなどは色々ありますが、同じ「鉄のもの」であることには変わりなく、機能にはそれほど違いがありません。

当店では、南部鉄器と山形鋳物がほとんどなので、特徴を簡単に書きますと、

<南部鉄器>
「アラレ」と呼ばれる、ぽこぽことした小さい立体的な模様が特徴。
黒以外のカラーを付けたものもあり、見た目も華やかで装飾的。

<山形鋳物>
質実剛健、無骨で、装飾がないものが多いのが特徴。
鉄部の厚みがあるものが多く、厚みがある分、重くなります。


そんな特徴を踏まえたうえで、ご自身のインテリアやライフスタイルに合うものをお選びいただけたらと思います。
落として割れる、ということがなく、「長ーくつかえるもの」ですので、ゆっくり、じっくりお悩みください。選んでいるときからもう、鉄瓶ライフは始まっています!



鉄瓶と鉄急須、鉄瓶兼用急須って何が違うの?

ひとことでいうと、

<鉄瓶>
「火にかけてお湯を沸かす。(鉄分がとれます)」

<鉄急須>
「火にかけず、急須として使う。(鉄分は取れません)」

<鉄瓶兼用急須>(鉄瓶に茶こしをつけて急須としても使えるもの)
「火にかけることもできるし、急須としても使える(鉄分はとれます)」

の違いです。


鉄瓶・鉄瓶兼用急須について

鉄瓶はお湯を沸かす道具であり、直火(商品によってはIHもOK)で使用できます。
内部の鉄に水が直接触れて、沸かしたお湯には鉄分が溶け込みます。
(鉄瓶兼用急須は、鉄瓶に茶こしを付けた小型鉄瓶になりますので、取り扱い方法は鉄瓶と同じです)

鉄瓶の内部は、見た目にはわかりませんが、伝統的な錆止め処理(酸化被膜加工)が施されています。しかし水分と触れた状態で置いておくとサビてしまうので、火にかけていない時は常に乾燥させてください。

お手入れは、
お湯を沸かした後、お湯を出し切って、自然乾燥する
(乾いていない場合は、空焚きして乾かす!)
鉄瓶の内部は絶対に洗わず、外側も基本的には洗わない
これだけです。簡単ですよね?

以下のような方々に鉄瓶はおすすめです。

・少しでも鉄分を摂取したい方
・軟水化されたまろやかな白湯を楽しみたい方
・まろやかなお湯でお茶や抹茶、コーヒーを楽しみたい方
・ラクにお手入れしたい方(鉄瓶の内側は絶対に洗ってはいけないので、お手入れがラクです)



鉄急須について

鉄急須はお茶を淹れる道具で、火にかけてお湯を沸かすことはできません。
また、鉄と水が直接触れることはなく、鉄分を取ることはできません。

鉄急須の内部には「ほうろう」と呼ばれるエナメルのコーティングが施されています。エナメルはガラス質で火にかけると割れてしまうため、火にかけることはできないのです。また、コーティングされたホウロウによって、鉄と水が接することがないため、鉄分がお湯に溶けだすこともないのです。

急須の内部はスポンジで、外側はお湯で軽く洗い、よく拭いて乾かしてください。ホーロー加工にはサビにくく、扱いやすいというメリットがあります。

以下のような方々に鉄急須はおすすめです。

・茶葉からお茶を楽しみたい方
・割れない急須を探されている方
・ゆっくりお茶を愉しみたい方(陶器の急須に比べ、保温力が高いです)
・海外のかたへのお土産をお探しの方(鉄瓶に比べ、お値段がお安く、取り扱い方法が説明しやすいです)
・「いつまでも壊れない」「いつまでも熱々」。御結婚のお祝いに縁起が良いです



鉄瓶が届いたら、、、まず始めにやること

はじめての鉄瓶を慣らす「湯垢作り」という作業があります
(鋳心ノ工房・壱鋳堂の鉄瓶は、通常の酸化被膜加工のうえに漆焼き付けというサビ防止の処理済みですので、湯垢づくりは不要です。)

いざ鉄瓶を手にしたと同時に、錆びさせてしまうのではないかと不安になる方もいらっしゃるかと思います。
基本的に、鉄瓶は錆びてしまっても全然大丈夫ですし、ずーっと使えます。
でも、使い始めはこれをやった方がいい、という「湯垢作り」の作業がありますので、ご紹介します。最初だけちょっと手間がかかりますが、あとは楽ですのでここは頑張って!ください。



湯垢作り
用意するもの:鉄瓶の容量の3倍量、硬度300mg程度の硬水

※水の種類:錆びを防ぐため、カルシウムやマグネシウムが多く含まれる硬度の高い水が必要です。硬度が高ければ高いほどいいという訳ではないので(硬度が高いと、湯垢が付きやすいぶん、はがれやすくもなります。)ラベルなどを確認いただき、硬度が300喞度の物をご用意ください。evianがおすすめです。
※必要な量:少なくとも3回、硬水でお湯を沸かすため、鉄瓶の容量の約3倍くらいをご用意ください。

湯垢とは、水の中に含まれるカルシウム、マグネシウムなどの成分が結晶化したもので、硬水を沸かすと鉄瓶内部に、白い膜となって付着したものです。
この湯垢が付くことで、鉄瓶の内部にサビがつきにくくなるのと同時に、お湯がまろやかになります。

おろしたての鉄瓶はこの湯垢がなく、お湯のまろやかさを感じない場合がありますが、使っていくにつれ、湯垢がついて、よりまろやかさを感じることができると思います。
水道水でも湯垢はつきますが、時間がかかります。
そのため始めは硬水で湯垢作りをして、湯垢ができたら、水道水に切り替えるのがオススメです。
浄水器を通した水は成分がさらに少なくなり、湯垢が付きにくいので、水道水をお使いください。



(1)鉄瓶の8分目まで硬水を入れる

鉄瓶の約8分目まで硬水を入れます。(8分目以上入れると、沸騰時に吹きこぼれやすくなりますのでご注意ください。)



(2)蓋をはずしたまま、20分程火にかける

蓋は必ず外して、中火程度(IHの場合は、弱〜中に設定)で火にかけます。20分程沸騰させます。



(3)必ず蓋をして、湯を捨てる

20分程沸騰させた後、湯を捨てます。
鉄瓶本体やお湯、蒸気は高温ですので、必ず蓋をして、ミトンなどを付けて火傷に御注意ください。



(4)蓋を外して、余熱で内部を乾かす

蓋を外して、余熱で内部を乾かします。本体が冷めたら、(1)〜(3)を3回程繰り返します。
3回目が終わったら30秒程、空焚きをして、中に水分が残らないようにしてください。


使い始めの3回は「硬水」で湯垢を作り、あとは水道水に切り替える!
使い始めの数週間に湯垢をたくさんつけるのがポイント!

鉄瓶の内部は<<絶対に洗わない!!>>




湯垢づけ(硬水3回、水道水2回)をした後。内部はこのような状態になります。
沸かしたお湯もまろやかな味に変化していました。



日々の使い方

使用後のお手入れと長く使い続けるためのコツ
(鋳心ノ工房・壱鋳堂の鉄瓶も同じ方法でお手入れください。)

鉄瓶を使った後のお手入れは、とても簡単!
ですが、相手は鉄!ですので、水分が残っているとすぐにサビを起こしてしまいます。
習慣づけしてしまえば簡単なお手入れ方法をお伝えいたします。



(1)沸騰したら火を止め、白湯やお茶を愉しみます

沸騰したら火を止め、まろやかなお湯で、白湯やお茶・コーヒーをお愉しみください。



(2)鉄瓶に残った湯は、捨てるかポットに移して、全て出し切ります

鉄瓶に水分が残っていると、サビの原因になります。
鉄瓶の湯は全て使うか、残っている場合は全て出して、鉄瓶に残らないようにします。



(3)30秒程火にかけ、内部を乾かします

蓋をはずした状態で30秒程火にかけて、内部が乾いたら、お手入れ終了です。
内部をたわしでこすったり、洗ったりはしません。



ながーく使っていただくためのポイント

・火加減は弱めで!鉄瓶の表面には漆が焼き付けられているため鉄瓶の外側にはみ出るほどの強火で使用すると変色してしまいます。
・空焚きは内部の水分が蒸発していくのを確認して、30秒程度までにしましょう。
・湯沸かしをする時以外は、内部に水分が残らないようにしましょう。
・長期間使わない場合は吸湿性の良い新聞紙に包んで保管し、湿気のない状態にしましょう。



中がさびてしまったら?

茶殻を煮だすことで、サビを落ち着かせ、使い続けられます。
(錆びていても、お湯が無色透明で臭いがなければ、お手入れは不要です。)

鉄瓶が錆びてしまったら、、、ショックですが、落ち着いて!
素材の性質上、錆びは避けられないものですし、人体に悪い影響はありませんので、そのまま使い続けられます。
ただし、沸かしたお湯が金属臭かったり、お湯の色が透明でない場合は、サビが溶けだしている証拠になりますので、サビを止めるお手入れが必要になります。
サビを止めるためには、タンニンという成分を利用します。
タンニンはサビと化学反応を起こすことで、タンニン鉄をつくり、サビの進行を止められるという原理です。



用意するもの:亀の子たわしと茶ガラ、出汁取り用のパック

※サビがひどい場合のみ、鉄瓶に少し水をいれ、亀の子たわしで優しく錆びを落とします。(ひどくない場合は不要です)その後、しっかりとすすいでおきます。
※出汁取り用のパックに茶殻を詰めておきます。(市販の無香料の紅茶ティーバッグ(タグは切る)でも代用可能です。)



(1)水を入れた鉄瓶に茶ガラを入れ、火にかける

水を8分目まで入れた鉄瓶に茶ガラを入れ、弱〜中火にかけます。吹きこぼれを防ぐため、蓋は外してください。IH調理器の場合は、弱〜中に設定してください。



(2)20分程煮出したあと、ひたひたになるまで水を注ぐ

20分程茶ガラを煮出したら火を止めます。煎茶に含まれるタンニンとサビが反応し、湯の色が黒くなります。茶ガラを取り出さずに水を注ぎ足し、溢れない程度に満たします。



(3)そのまま半日程放置する

鉄瓶に湯と茶ガラを入れたまま、半日程放置します。タンニンとサビとの化学変化で水は黒くなります。 その後、茶殻を捨てて、内部を水ですすいでから、お湯を沸かしてください。さびがひどい場合はこの工程を数回繰り返してください。※錆びを止めるために茶ガラを煮出すお手入れの場合のみ、水を入れっぱなしで放置します。通常、鉄瓶に入れた水やお湯を入れたまま放置するのは厳禁です。



上記お手入れはあくまでも、
<お湯に色がついたり、お湯のにおいが金属臭い時>
のみ行っていただくもので、色や臭いに変化がない場合は、不要です。
使い始めて5日目くらいになると、鉄瓶内部に赤く錆びたような斑点が現れ、湯あかが付き始めます。それ以降は湯あかが徐々に表面を覆っていきますが、湯垢が付くほどに水は美味しくなり、内部が赤くても水は透明を保つようになります。錆びと思って拭いたり、洗ったり、こすったりして取らないでください。

もし水を入れたままにして錆びた場合は、使い始めと同じ作業を2、3回繰り返します。





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